地デジ録画の新ルール

社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)は2日、デジタル放送の新録画ルールにおいて、名称を「コピー9回+ムーブ1回(ダビング10)」に統一すると発表しました。
地上デジタル放送の現在の録画方法である「コピーワンス」については使い勝手がとても悪く評判がよくありませんでした。総務省情報通信審議会が見直し作業が行われていましたが、録画した1番組について9回までのコピー、10回目でムーブという新方式への移行が提案されました。その呼称は、「ダビング10」。読みは“ダビングテン”。

コピー・ワンス

旧来、放送局が放送しデジタル録画したものは、ムーブ(Move:移動)1回のみしかできないコピー・ワンスの運用ルールとなっていました。これではムーブに失敗した場合に録画内容が失われてしまうことがあるので評判は最悪のものでした。
このコピー・ワンス緩和の暫定措置として、現在、ダビング10の運用ルールが予定されています。

HDD録画機(PC含む)が対象

ダビング10は、デジタルチューナ搭載HDD録画機(PC含む)が対象となっており、HDD非搭載の録画機では従来通りの動作となります。
現在発売されている録画機はダビング10に対応していませんので、今後のメーカーの対応が急がれています。
また、DVDなどHDD以外のメディアに直接録画した場合は、ダビング10にはならず従来通りの動作となりますので注意が必要です。更に、ダビング10で録画したものから孫コピーすることはできない仕様になっています。

補償金額は裁判で争うべき

著作権団体側の「回数が増える以上、適切な対価を支払うべきだ」との主張に対し、メーカー側は「補償金制度の際限ない拡大につながる」「制限が残る以上、補償金を支払う必要はない」と反発していまする。これはデジタル放送にこの様な制限を設けているのは日本だけで、この様な制限を設けているのは著作権者団体へのメーカー側の特別扱いであるとしています。
外国では一切の複製防止機能搭載をやめており、補償金額は裁判で争う事項となっています。日本もそろそろ外国並みにしたいですね。

ダビング10